少年野球(軟式)との違い


リトルリーグと少年軟式野球との一番の違いは、使用する球が硬式球か軟式球かです。
リトルリーグでは、プロ野球で使用するものと同じ硬式球を使用します。 硬式球の使用が子供の筋肉や骨の成長に悪影響を及ぼすと言う人もいますが、軟式ボールなど存在しないアメリカでは、 幼稚園生くらいの年代から硬式ボールで遊んでいますし、硬式球が子供の体や成長に及ぼす影響については、ハーバード大学、 コロンビア大学、エール大学の医学研究所で充分検討されており、指導を正しく行えば問題が無いことが証明されています。 また、小学校や中学校で軟式野球をしていた高校野球の選手が肩や肘を痛めるケースも珍しくないことから、重要なことは、 硬式球か軟式球かではなく、野球を始めるときに、肩や肘に負担が掛からない様な正しい投げ方や打ち方などの指導をきちんと受けられるか否かであるといえます。 リトルリーグでは、子供の成長と体力に関する研究成果を踏まえ、ベース間距離等のグランドサイズは正規野球の3/4となっており、 選手年齢と試合での投球数によって休息しなければならない日数が定められています。